運命準備委員会から遅れる事2回、始まりました「バードマン!」の第三回! 本編第五回のリアクションに追い抜かれ、右も左も情報交換で御多忙の折とは存じますが、おせちに飽きればカレーの如く、バードマンもよろしくね。こちらのアクトは五分でカタがつきますから。おはようございます。こんにちは。そしてうらめしや。烏丸弥生です。

 さあ、今回はお待ちかねの正規パイロット第一次選抜競争もありますよ。引き続き開発行動も七転八倒しながらも確実に前進し、もう私達の前に敵は居ません。ちなみに後ろにも左右にも居ませんので、つまり最初から何処にも敵は居ません。それでは張り切ってGO!

 

 

 A:正パイロット一次選抜!

 で、非常に申し訳ないのですが、こちらでお知らせするのは結果のみなんですよ。

 そもそも第1リアクションの性質では、レースの途上を云々かんぬん書く事が出来ないのが専らの理由でありまして、決して書いている者が楽をしたいのではありません。重ねて言いますが、楽をしたいんじゃありませんよ? 参加者各位如何ニ奮闘セリ、という状況描写は第二リアクションに譲ると致しまして、早速以下に順位を書いて参ります。上位五人が一次通過であります!

 

 

1着 : 双月響 搭乗機「チャレンジャー」

2着 : アメリア・リンドバーグ 搭乗機「マーベリック」

3着 : 矢上ひめ子 搭乗機「忍者」

4着 : 神代神楽 搭乗機「クラウドダンサー」

5着 : リコ・ロドリゲス・ハナムラ 搭乗機「忍者」

 

 以上、一次選抜通過者

 

6着 : 赤城烈人 搭乗機「士渡スペシャル」

7着 : 山根まどか 搭乗機「クイックシルバーMX」

ねんざ : 藤林源治 搭乗予定機「ドリフターXP」

 

 

 えー、一人だけ仲間外れが居ますが、藤林さんは残念ながら、当日の朝に階段から転んで足を捻ってしまいました。よって、レース不参加であります。まあ、本作ではNPCは脇役ですので、主役を押しのけてはいかんだろうと、無形の力が働いたと思って下さいまし。

 山根さんには、遅刻によるマイナス判定が効いてしまいました。非常に競ったレベルでの判定でしたので、若干でもマイナス要因が働くと不利に陥ってしまうのは、致し方無しと御考慮頂ければ幸いです。

 そう、今回は各PCの方々の能力値に大きな比重を置いて判定が為されましたので、1着〜6着までは非常に競った戦いとなりました。この順位を分けたのはもう一つ、ダイスの運が境目になったと言って過言ではありません。赤城さんは一次選抜から漏れる結果と相成りましたが、正直かの6人の誰が漏れてもおかしくはなかったのです。ちなみに赤城さんのアクトは機種名ではなかったのですが、これはマイナス要因にしておりませんので、どうか御安心を。

 一次選抜に通過した皆さん、おめでとうございました! 次回より専用のAアクトで、正パイロット目指して頑張って下さい!

 残念ながらパス出来なかった皆さんは、開発を担うBアクトを選ぶ事になりますが、開発行動は当然ながら非常に重要な、「バードマン!」の華ですので、こちらも次回から奮って御参加下さいませ。

 

 

 

 B:引き続き開発行動!

 

 さて、引き続き重要な開発行動は、限られた人数の中で比較的分散して頂けたように感じられます。殊に進捗が進んでいない尾翼とペラには、効果的に作業の手を入れて下さいまして、何より何よりですよ。それでは各パーツ毎の開発結果を見てまいりましょう。

 

@<主翼>

 

◎翼形を煮詰め風洞実験  @風間史浪

 

 今回主翼に関わられたのはお一人、風間先生のみでした。風間先生のお考えによりますれば、ともあれ翼形を確定しようという事なのです。確かに今の段階でベストのものを定めておかないと、後々の素材変更等に煩雑な影響を来す可能性がありますからね。

 手順としましては、翼形の精密モデルを幾つか作成し、施設は某K社にて小規模の風洞実験を行ない、ベストの翼形を確定してから、本番の実機主翼による風洞実験という形で行なわれました。

 結果、幅広に楕円の翼端という形状に見た目の変化は然程無いものの、細かな箇所でベストの角度が考慮された、翼形としてはほぼ完成されたものになりました。残るは強度でしょうか。実験の結果、今のままでは長時間飛行は危ういとの事です。それに主翼そのものへの何らかの工夫の余地があるかもしれません。

 

 

A<尾翼>

 

◎ここも素材見直しね  @神代風霞

◎安定と舵の切れを追求  @音羽仁壬

 

 さて、各パーツの中で一番進んでいない尾翼の作成には、喧嘩するほど仲がいいのか単に相性が悪いだけなのか、風霞さんと音羽君がワアワア言い合いながら携わってくれました。

 確かにここは風霞さんの言う通り、他のパーツと異なって素材変更に手が加わっておりませんでした。矢張りここは主流のCFRPを骨組みの素材とするのがベスト。大きく作り込む箇所ではありませんので、比較的無理なく素材変更をする事が出来ました。

 それを踏まえて音羽君による形状の再加工が行なわれます。前回の「コンパクトかつ鋭い」デザインは踏襲され、軽量と強度を増した叩き台の元、更に舵の反応速度が追求されました。結果は、かなりのものです。技術について音羽さんはかなり研鑽を積まれたようで、コクピットからの伝達索とのリンケージは数段階精度を増し、前回の弱点をほぼ克服しております。比較的手入れの段階が他と異なって小規模でありますので、完成進行度も相当上がったという訳です。

 ただ、更に詰めなければならないのは、主翼との兼ね合いでしょうか。主翼の形状そのものは、翼面積をかなり大きくとっているだけあって、低速度安定飛行型となっております。長時間飛行を最重要視すれば、自然こうなるのですね。大して尾翼は比較的高速かつ高機動仕様なんです。主翼の高性能を損なう事無く、機動性の高さを維持する…。難しいですが、翼形のバランスを再度見直すべきかもしれません。後もう一歩です。これをクリアすれば、尾翼は完成致します。

 

 

B<プロペラ>

 

◎時代は可変ピッチペラ  @青空つばめ

◎しなやかさの中の強さ  @シャーリー・エルウィング

@空力特性と強度を共に  @アルフェッタ・レオーネ

 

 出ました可変ピッチペラ! ピッチというのは、簡単に言えばプロペラブレードの捩れ角度の事です。つまり可変ピッチとは、捩れ角度を飛行状況に合わせて変化させる事が出来るというもので、レシプロ系統の航空機においては普遍的に採用されております。ただ、トリコンに出てくるような人力飛行機においては、人力出力との兼ね合い、何より高技術を要求される作業も相俟って、固定ピッチが常識的であるのです。

 可変ピッチは正にトライアルなのですが、そういう意味では完全に技術畑の青空さんが参入されたのは僥倖でした。取り敢えず現状では離陸時と巡航時の二段階のみ、パイロットの手動による選択ピッチ方式での進行となりましたが、この技術力ならまだまだ発展の余地はありそうです。

 突出する技術進行を支えにかかるのが、シャーリーさんとアルフェッタさんです。ペラ自体の寸形を維持しつつ大きく変わり始めた形状は、更に空力的特性と強度を作りこまねばなりません。シャーリーさんはセンスを、アルフェッタさんは剛性を得手としていますので、これは実にバランスの取れたタッグであります。

 プロペラに関しては、並み居る強豪を凌駕する物が完成する可能性も見えてきましたよ!

 

 

C<フレーム>

 

◎フレーム開発行動  @東田小百合

◎戦技講習重量構造改善  @大鳥雷華

 

 うっ…? これは、どうしたものでありましょう。

 フレーム開発行動とは、具体的にどういうものかを考えねばなりませんし、戦技講習…って何でしょう? 多分フレーム開発行動に関わるものでもないように思います。重量構造改革に関してはよくよく分かりますので、これを主眼として東田さんと大鳥さんは開発行動を進められる事となります。

 結果、一通りの弱点は見出せました。やはり各所接続の方法に今少しの無駄があるようです。補強テープガシガシを取りやめ、エポキシによる接着を効率的に行なわねばなりません。つまりカーボンパイプ同士の接続面形状に、更なる加工が要求されます。

 お二人には頑張って頂きましたが、如何せん技術的な所で右往左往な感じがあるのは否めませんでした。でも、方向性そのものは間違ってませんし、技術を要する仕事でも、アクトでフォローも効きますよ! 相変わらず最大の美点である頑丈さは、未だ損なわれていませんしね!

 

 

<その他>

 

◎バイト三昧、一部投資  @藤倉辰巳

◎匿名希望さんを捜す  @燕子花満月

 

 あ。ここまで進めて今気がつきました。初参加の方は基本的にお金を稼ぐアクトになっていたんですよね。青空さんの可変ピッチ案に夢中になってしまい、彼女が初参加である事を失念しておりました。どうしよう。

 …こうしましょう。次回から初参加の方、パイロット選抜競争のA行動以外は、全ての選択肢に参加可能。行き当たりばったりだなあ。でも、人力飛行機作成に待ったは効きません。ここはバイトをして頂いた藤倉さんに平謝りしつつ、ルールを変更致します。ごめんなさい、藤倉さん。

 で、当の藤倉さんのバイトって、いったい何? と思ってプロフィールを教えて頂きましたらば。

 うわ。

 …すいませんでした。でも、確かに身入りの目茶苦茶良さそうな仕事をなさっておいでです。これなら一部投資とは言え、相当の額を納めて頂ける事になりますね。何しろバイト三昧の日々でありますしね。

 で、今回の燕子花さん曰く、例の毎月三万円、匿名希望さんについてなのですが、あー

 

 

 

 

 

隠しリア

 

 

 

 

 

 藤倉辰巳さんから御提供頂いた金額は、数値判定の結果68200円でした。ありがとうございます。すんごい助かりますです。

 

 

<総括>

 以上、レイヴンスはリシェイプの段階から新機体への大改装に踏み出して行きます。これに合わせて次回アクトでは、この新機体に付ける名前を募集致します! 次いで私達、鳥人間コンテストに参加するメンバー一同の、チーム名も大募集。そろそろ読売テレビに送る資料の期日も鑑みねばなりませんからね。今回アクトで募集をかけ、集まった名称を第四回リアクションで公表。次回アクトにて投票を募り、最多得票が正規の名称として採用される。このようなスケジュールで参りますので、奮ってご参加頂けますよう、お願い申し上げます。

 それでは恒例、各パーツ毎の完成度評価を見てみることに致しましょう。パーツ名称の後ろに書かれている数字、『○○/100%』というのは、各々の機体完成度を示しております。

 

1.主翼  (70/100%)

2.尾翼  (56/100%)

3.プロペラ  (72/100%)

4.フレーム  (70/100%)

5.コクピット  (62/100%)

 

 ここで、新たにルールを宣言致します。

 各機体のパーセンテージは100%を突破する事が可能です。

 ただし100%を越えた時点で、当該パーツの開発は終了となります。

 ですので、今回青空つばめさんが正パイロットの特性に合わせて最終調整をされる旨を仰っていましたが、可能な限り完成度をぎりぎりのラインに収めて、パイロット選出に合わせてから開発を一気に仕掛ける、という工夫が要されるのです。恐らく次回、アクト内容にもよりますが、概ね4人以上が参加された場合、プロペラは完成に至るでしょう。勿論それはそれで非常に高性能であるのですが、更なる一歩を進める場合は、完成一歩手前で集中的に人員投入する裏技が効いてきます。どうかその辺りは御注意下さいませ。

 

 

    残金:440052円

 

 

 

<第四回アクト>

 もう一つ、重要なお話を。

 「バードマン!」の残り回数は、次回を含めて「5回」です。

 スケジュールとしましては、

 

第四回リア : パイロットの特訓&開発行動

第五回リア : 第二次選抜競争&開発行動

第六回リア : 正パイロット選抜競争&開発行動

第七回リア : 開発行動最終段階&色々と閑話休題

最終回リア : 鳥人間コンテスト参加!

 

 以上になります。最後までお付き合いを頂けましたら幸いです。



 
A:正パイロット二次選抜へ向けて猛特訓!

 今回、このアクトを選択出来るのは、双月さん、アメリアさん、矢上さん、神楽さん、リコさんの五人のみです。五人の方は開発系のBアクトを撰ぶ事も出来ますが、その時点で候補を辞退なされたと認識致しますので、どうか御注意下さい。

 それでは、今回アクトの骨子を説明致しましょう。

 選抜試験は残り二回。それも立て続けて次々回から開始されます。その前に御自身の伸ばしたい能力値を、特訓にて伸ばしておこうという趣旨であります。

 全般的に能力を伸ばせる基礎的な特訓はこちらで用意致しますが、特にPCならではの「ここを伸ばしたい!」という旨の自主特訓を、今アクトにて書いて頂くという訳です。

 ただし、伸ばせるのは、以下の何れか一種類のみ。

 

A-1 体力 : 体力のみ伸び幅高

A-2 技術 : 技術のみ伸び幅高

A-3 感性 : 感性のみ伸び幅高

A-4 全体 : 上昇は三種類全般に及ぶも、伸び幅低

 

 御自身の特性に合わせて各項目をお選び下さい。書式は以下のように御願致します。

 

A-1:42.195km」  ちなみにこれ、あんまり良くない例でありますよ?

 

 A-○は字数制限の範疇外です。10文字以内による暑苦しい特訓を期待致します!

 

 

 B:引き続き開発行動!

 これも前回同様、

1.主翼

2.尾翼

3.プロペラ

4.フレーム

5.コクピット

6.全体方針

7.その他

 以上から「B-○」という風に書いて頂きますよう、お願いします。数字を書いておられない方が散見されましたが、アクトの文面次第でどこの箇所に手を入れるのかが分からなくなる可能性がありますので、どうか書式の再確認をお願致します。

 次いでまたも新システム、Bアクトでは以下の3人を開発パートナーとしてアクトの際のお供にする事が出来ます。各々NPCの特性に合わせてパートナーにする事により、開発パートの進行度に補正を加える事が出来るようになります。

 以下、NPCの特性です。

 

・古雅勇魚(略称:U) 体力馬鹿。

・藤林源治(略称:G) 技術畑。意外にも。

・神代風霞(略称:F) 感性だけで飯を食おうと企む女。

 

 上記三人を、御自身のアクト内容に沿ってお選び下さい。書式は以下の通り。

 

B-1:42.195km F」

 

 …最悪のアクトですね。それはさておき、書式は前回を踏襲するとして、アクトの最後に付けて頂くのが、選ばれるパートナーの名称です。フルネームでもかまいませんし、上記略称でも結構です。要は判定者に「誰をパートナーにするか」が伝われば大丈夫です。ちなみにパートナーは要らない、というのであれば、勿論書かなくとも問題ありません。

 ふと疑問に思われたかもしれません。複数の人が同じパートナーを選び、なおかつ違う箇所を開発するとどうなるのか。

 答え:違う箇所でも馬車馬のように働きます。気にすることはありません。

 

 「B-○」と「パートナー名称」は10文字制限に含みません。限られた文字数ですが、どうか頑張って。

 

 

 


 それでは次回も奮って御参加下さいませ!




今月のアクト補足




今月のアクト補足




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第三回:第1リアクション