三が日にワードと向き合ってしまう未来予想図が、現実としていよいよ迫り来る今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。本年一杯、土曜日が完全消失した烏丸弥生です。寒いですね、どうも。
紆余紆余曲折が相次ぎました「バードマン!」も残す所あと1回。運命準備委員会開始前に始まり、エルスウェア次回作のアナウンスが聞こえ始めた頃合に終わろうとしておる次第です。長きに渡ってお付き合い頂き、ありがとうございました。初っ端に〆の文章を持ってくる事もありませんが。
さて、開発パートも今回で終了と相成り、パイロットチームも最終訓練に余念無く、いよいよ本番の琵琶湖が見えてまいりました。結局第七回まで開発パートが残った次第でありますが、果たして全部署の進行度は如何なる状況となったのでしょうか? そして開発チームのスピンオフ作品とも言うべき、フォーミュラ機の成果の程は?
何時もならばAアクトの講評から始まるリアクトですが、此度はBアクトからスタート致します!
B:引き続き開発行動!
@<主翼>
◎主翼の最終仕上げ F @神代雲母
◎指示に従い突貫工事 F @リコ・ロドリゲス・ハナムラ
今回も参加された主翼の顔、神代雲母さんと、元パイロット候補の実地経験が生きるリコさん、付けあわせとして風霞さんのサポートという陣容でもって主翼の最終作業はスタートと相成りました。風霞さん、リコさんという、そそり立った個性のお二方に挟まれて、雲母さんの腐心も何となく想像出来る次第です。
此度の課題は、増大した主翼長に対する強度を如何に維持するかという、その一点でありました。リコさんのアプローチは、翼を外側からサポートする各種パーツの見直しという、実に理にかなったものでした。幾ら頑丈な家具でも地震が起きれば倒壊してしまう訳で、じゃあ倒れないようにするにはどうすればいいか? 簡単に言えば、そういう事なんですよ。勿論、これだけの巨大機ですので、ワイヤー補強は以前から必須だったのでありますが、意外にそういう部分では顧みられなかった箇所ではありますね。実の所、幾らでも工夫を凝らす余地があるのです。次いで言えば強化材というのもイイ!
とは言え、あまりガチに強化を施すと、所謂「曲がれる翼」という柔軟性を削いでしまう事も考えられましたが、其処は雲母さんが上手くバランスを取って下さいました。再度の主翼構成見直しによる、左右両翼サイズの完全均一化。言葉にすると実にあっさりしたもんですが、一旦形状としては完成に至った主翼を再び絞り込む作業の困難さは、筆舌に尽くしがたいものが
容易に想像出来ます。お二人とも、ご苦労様でした。ついでに風霞さんも。
という訳で、目出度く当パートも完成度100%越えを達成致しました!
全長35m。この巨大な翼は形状の細部に至るまで左右両対称を維持し、ほぼCFRPのみで構成された骨組みは、強靭さと柔軟性を両立しています。各種補強も、つるべ式に張り巡らされたワイヤー、強化材の適切な配備によって、高いレベルを実現しました。この翼なら並み居る強豪を相手にしても、全く引けを取らないはず。いよいよ戦う準備が整ったって感じでありますね!
C<フレーム>
◎まどかとフレーム製作 G @アルフェッタ・レオーネ
◎補強材の見直し G @山根まどか
こちらも前回に引き続き、アルフェッタさんと山根さんの親友コンビに藤林さんがプラスワンという、均整の取れたチームでのリトライと相成りました。
で、フレームの課題は主翼と同じく、剛性の強化。さんざん手を入れたパートではあるのですが、矢張り巨大化著しいレイヴンスUの屋台骨。1.3倍の主翼。2つに増えたコクピット。作業を詰めても余りあるといった按配だったのですが、めげずに立ち向かったアルフェッタさんと山根さんに、感謝の意を表する次第であります。
さて、実際の作業でありますが、これも実は主翼と同じ、フレームそのものではなく外的要因からのアプローチとなりました。
山根さんによる補強材の見直しは、フレームコーティングの施行という所からスタート。素材剥き出し状態だったフレームに、補強材としてのコーティングを施すという、至極シンプルな作業で剛性は格段に向上した訳です。そう、綺麗に詰まれた荷物でも、横から押してやれば簡単に崩れるもの。これをひと巻きコーティングするだけで、崩壊の歯止めとしては十分なのですよ。
更にアルフェッタさんによる接合部形状の工夫によって、特に主翼系統との接続は上手く剛性増加に成功しました。次いでコクピットにつきましては、理由は後述致しますが、前回よりも接続面積が増えております。これを支えるに当たっての、フレームにおけるバランスの計算、強度の変更は必須項目でありました。当該ポイントをアルフェッタさんが言及して下さったおかげで、フレームに歪な負荷がかかる現象は逓減されまして、全体としては軽量と強化が見事に釣り合うフレームとなったのです。
そう、ここも遂に開発進行度100%を突破しました。一時は巨大化したレイヴンスUに対応するのが困難かとも見られたのですが、結果はとても満足の出来るもの。他のパートに比べて華やかさには欠けますが、大事な屋台骨を地道な作業で進化させたお二人に、今一度拍手を!
あ、そう言えば藤林さんもお疲れー。
D<コクピット>
◎動力系の調整&仕上げ G @青空つばめ
◎後席のリカンベント化 U @手合芥
◎ここがふんばり所です U @シャーリー・エルウィング
さすがに前回よりは参加人数が減ったコクピットパートですが、今回も相変わらず安定した人数に御参加頂き、私、烏丸も安心して成仏出来るといったところでしょうか。
コクピットは他と比べまして、色々と創意工夫を凝らせる箇所でもあります。故に此度も様々なアイデアが持ち込まれ、それに合わせて進化の度合いも、また著しいものでありました。
まずは青空さんによる動力系の調整。これは正パイロットとして選出された双月さんと神楽さんの身体能力に合わせ、実際に駆動させた上でデータを可変ピッチの調整にフィードバックさせるという、微に細を穿ったものでした。パイロット特性というのは当然各個に存在するものでありますから、マシンの側をそれに対応させねばならないというのも、考えてみれば至極当然なのですね。特にギリギリのバランスで設計されている、人力飛行機の構築にあたっては。加えてパイロットの脚力に過重を起こすであろう二枚構成のペラを、思い切って一枚にするなど、青空さんが目指したのは「微細にしてシンプル」。マシン構造の複雑化は、全体構成の脆弱化を招く要因でありますので、これは英断であったと思う次第です。
更に、手合さんによる後部コクピットのリカンベント化も実行されました。以前の形状であるアップライトは脚力を乗せ易いという利点もあったのですが、前部と後部で形状が異なります故、どうしても空力的に洗練出来ないという欠点が存在します。これを抑えるべく、前回も形状の流線型化には腐心が為されたのですが、矢張りオールリカンベント化が空力的にはベストであるには違いありません。これによりまして、前後部コクピットがフレームに占める面積も大きくなり、加重のバランスが少々ややこしい事になりましたが、フレーム・コクピット両パートの努力と、後述するもうひと方の創意工夫によりまして、これはクリアに至りました。
で、シャーリーさんが手がけられたのは「その他」。そのように形容するしかない程、色んな箇所に携わっておられます。青空さんが駆動系から出力の向上にトライしたのに対し、シャーリーさんは居住環境からアプローチを試みられたのです。着座して踏み込む際に、人間側が最小の負荷で力を発揮できる、座席の位置、背もたれの仰角、ペダル寸法、etc、書いているだけで眩暈を起こしそうですが、これをほとんどイチからの状態で始められ、結果全てが完成に至りました。加えて忘れちゃいけない、他チームが標準搭載している電子機器の設置等、シャーリーさん、見事に踏ん張って頂きました。私見ですが、あなたはいい嫁さんになりますよ。
そしてここも進行度100%到達! イヤッホウ!
<全体方針>
◎全体調整パソコン駆使 @藤倉辰巳
これは同じく藤倉さん。前回同様PCを駆使しての、地味に大変な作業です。
今回も各パートで様々な試みが為された訳でありますが、特にコクピットの後部リカンベント化によって、フレームにかかる荷重は再計算せねばなりません。簡単に言いますと、比較的荷重が前方寄りだったフレームが、後方に少しもたれる格好となった訳です。これによりまして、今一度主翼位置も考え直さねば、バランスの低下を招く結果となったでしょう。
本来ならば、独立して作業が進められた各パートですので、この辺りの摺り合わせを損なうと能力減退の憂き目にあっていたのでありますが、大丈夫。藤倉さんが居たから。藤倉さんの適切な位置調整によりまして、形状変更は比較的スムーズに行なわれ、結果とても荷重バランスの取れた機体が仕上がりました。
斬新にして好バランスというのが、レイヴンスUの売り文句として最適でしょう。これをもちまして、全工程が完了。あとは全パーツの仮接続を行ない、飛行実験に移るのみ!
<その他>
◎会報持ち誠実に外回り @大鳥雷華
◎弥生と弥生とOB懇親 F @燕子花満月
元鞘という感じでありますが、恒例の「その他」はお二人です。
此度も前回に引き続き、広報の外回りを担ったのは大鳥さんです。実の所前回を持ちまして、広報活動は一定の成果を挙げていたのでありますが、最後の最後までお勤め果たさせて頂きます、という大鳥さんの詰め行動。既に城輪町全域にて大渡鴉のトライアルは知れ渡る羽目となりました。本編的には問題大有りな外界への飛躍でありますが、どう言ってもここはパラレルワールド。面白ければ何だっていいのでありますよ。
燕子花さんは、懇親会なのだそうです。宴会、お茶会、懇親会と、皆さん余程の会好きと見ましたが、リアクトする側は上を下への大騒ぎであります。どのようになったのかは第二の方で描写するとして、それにしても随分冷たくあしらわれていたと聞いておりますOB連へのアプローチも、燕子花さんの頑張りで貴重なサポート役を担ってくれるまでに、彼らも考え方を変えてくれた訳ですね。確かにしばらく開発進行から外れていた燕子花さんと大鳥さんですが、このプロジェクトそのものへの貢献は、開発陣にも劣らぬものがありました。お二人とも、ありがとうございます。
それにしてもいいですね、OB懇親。何だかとっても懐かしくなりそうです。弥生と弥生とOB懇親。え。弥生と弥生? どういう意味です?
<フォーミュラ機製作>
◎機体剛性の確保と調整 @風間史浪
◎翼の完成度の向上 U @音羽仁壬
◎翼の稼働系の最適調整 @ゲルトルード・ベーベル
◎機体操作性の向上専念 @水城・アースグリム・臨
◎翼とかを滑らかに U @葵 セノー・ミケルス
◎徹底した軽量化 F @シンシア・スタッフォード
出ました、今回の最多参加パート。大渡鴉開発陣からのスピンオフ、当初私も全く考えていなかったフォーミュラクラス参戦、その機体の製作に、集まった人員は6名。一番進んでいないパートだったとは言え、アクトの役割分担は申し合わせたかのようではありませんか! いや、実際申し合わせているんですけどね。あら、何時の間にか新顔さんまで。こんにちはシンシアさん。私は既に死んでいる、烏丸弥生でございます。
結論から申しますと、フォーミュラ機、見事完成に至りました! しかも全パート中一番の進行度というオマケ付き。開発進行速度の数値設定、ちょっと甘く見積もり過ぎたかなぁ…という躊躇は放っておいて、まずは皆様、おめでとうございます!
懸案だったパイロットと機体名も大決定。パイロットは何と、アメリア・リンドバーグさんです! って、すいません。最初から分かりきっておりました。そして機体名は「ランドグリズ」。バードマンでは忘れられがちな輪楔者という設定の、所謂アーキタイプのおひと方から取られた名前でありますね。アメリアさんのアーキタイプであり、尚且つ翼持つ聖女の名。この機体にピッタリの名前ではありませんか。ちなみに私のアーキタイプはハンネスですが、すこぶるどうでもいい話題であります。
取り敢えずこちらでは他パートから趣向を変えまして、ランドグリズがどのような機体に育ったのかを解説して参りましょう。
この機体の飛行プランは、みたか+もばらアドベンチャーグループのそれをモチーフにしています。つまり離陸即急降下で速度を稼ぎ、水面上手前で水平に移行、水面効果をもって飛距離を稼ぐ、というものです。急降下に耐え得る頑強さと、同時に軽量化が強く求められます。これらはレイヴンスUの開発データと、蓄積された作業経験が遺憾無く発揮され、相当のレベルで実現出来ました。元々翼長12m以内のフォーミュラクラスですので、レイヴンスUという巨大機に携わった大渡鴉ならば、何とかしてみせても不思議ではありません。何気にえらい技術力の持ち主、風間先生の指導の下、水城さんとシンシアさんが存分に才能を発揮してくれた成果でもありますね。
かてて加えて、滑空機の最大の命である主翼周りを中心にメンバーが揃ったのは、正に慧眼と言えるでしょう。翼型の空力性能向上を葵先生が担当し、そのバランスを統括したのが音羽さん、加えて主翼稼動につきましてはゲルトルードさんが担われました。主翼稼動というのは、何と羽ばたき機構なのです。これはバラビェイをモチーフにしているのですが、それはつまり出来うる限り鳥の羽ばたきに似せた、多関節運動による羽ばたき。トライアルです。トライアル過ぎます。バラビェイの場合はペダル駆動だったのですが、基本的に腹ばう格好の滑空機で、羽ばたきをどうやって実現させるかは…ランドグリズの中で非常に面白い動きをする羽目になりそうですね、アメリアさん。
他にも尾翼がV字尾翼と、ランドグリズはスマートながら、個性溢るる機体です。これを駆って、果たして何処まで記録を伸ばせるのか。今から本戦が楽しみではありませんか!
A:ここでもう一度特訓開始!
◎A-3:大切なのはハーモニー @矢上ひめ子
◎A-3:合宿で精神統一 @双月響
◎A-1:仲間と連帯意識を培う
G @神代神楽
◎A-3:風を捕える感性を磨く @アメリア・リンドバーグ
さあて、こちらはフライトチームによる猛特訓!
ここに至って彼らが志したのは、何よりもチームの和。若干チームには関係ない人も居ますがそれはさて置き、レイヴンスUのパイロットコンセプトは正に三位一体。第一、第二、ナビゲーション。どの役割も欠かせない重要性を秘めているのです。これまでは単独でしのぎを削ってきた皆さんでありますが、心機一転、チームとしての結束を固めねばなりません。
それを実現するに当たって彼らが取った手段とは、バーベキューと山篭り!
…あー、ダイジェストで書き難い内容。すいません。どういう顛末になったかは第二リアクションに譲りまして、ともあれ各々方の能力は、相当にアップしましたと申し上げておきましょう。
<総括>
それでは恒例、パーツ毎の完成度評価を見てみることに致しましょう。泣いても笑っても、これが最後の開発行動。パーツ名称の後ろに書かれている数字、『○○/100%』というのは、各々の機体完成度を示しております。
1.主翼 (102/100%) ※開発達成
2.尾翼 (104/100%) ※開発達成
3.プロペラ (107/100%) ※開発達成
4.フレーム (104/100%) ※開発達成
5.コクピット (105/100%) ※開発達成
8.フォーミュラ機製作 (109/100%) ※開発達成
これにて全ての進行度が100%を突破! 開発という地味な作業を継続し、見事完成の域へと結実させて下さった皆さんには、ここで改めて感謝の意を表する次第です。本当にありがとうございました!
最終回について
ここからは長らく進行役を務めてまいりました烏丸弥生に代わりまして、バードマン管理人であります黒井秋彦が、皆様に最終回アクトについての補足説明をさせて頂きます。
まずは最重要の告知を。10文字以内のアクトという強い制限の元で行なわれた当システムでありますが、最終回のアクトに関しましては、これを完全撤廃いたします。A、B、という風に分かれていた系統も消滅します。つまり書式としましては、
○メインアクト (文字制限なし)
○アクト補足 (文字制限なし)
通常のPBMと同じように書いて頂く事になります。ただし、所謂ダブルアクト的なものはリアクトの構成上、ばっさり省く事も有り得ますので御注意を。
最終回の舞台は琵琶湖、鳥人間コンテスト前日から始まります。スケジュールは以下の通りです。公式サイト掲載の文章をそのまま流用したものですが。
・7月27日
<午前>初日出場選手受付 機体搬入・製作
<午後>13〜17時:初日出場機の機体チェック 18時:初日出場選手ミーティング&全チーム合同安全講習会
・7月28日
<午前>二日目出場選手受付 機体搬入・製作 8時〜:初日出場選手フライト(午前中はタイムトライアル部門)
※滑空機部門 : ランドグリズは10番手。15:30テイクオフ。快晴。気温33℃。プラットフォーム上は右斜めからの向かい風。風速1m。
<午後>13〜17時:二日目出場機の機体チェック 18時:二日目出場選手ミーティング
・7月29日
<午前>6時〜:二日目出場選手フライト
※人力プロペラ機ディスタンス部門 : レイヴンスUは1番手。6:30テイクオフ。曇天。気温28℃。プラットフォーム上は完全無風。
この日程に則って、最終回のリアクションは3日間に渡る全行程を描写致します。
既に機体は完成し、パイロットの特訓も行き着く所まで来ておりますが、それでも最終のアクト如何では、当然のようにフライト判定にプラス補正を加えますので、開発とパイロットの皆さんには、ラストの詰めを期待しております。
勿論、人力飛行機のお祭りを存分に楽しむ系統のアクトも大歓迎です。他チームの機体を壊さない程度に弾けて下さい。
他、どのような陣容で琵琶湖に向かうか等、詳細は第二リアクションにて書き込みますので、アクトの際にはそれを御参考下さい。御質問等ございましたら、メールにて受け付けます。
さて、最終回を目の前にして、いきなり課題形式ではないアクトとなって戸惑われる方も居られるかと想像します。以下に当方から提示致しますアクト傾向を掲載しますので、どうか御検討をお願い致します。
<フライトチームについて>
本戦へパイロット、ナビゲーターとして参加される方は、実際のフライトに関するプラン等を考えて頂けますと、当然ながら飛距離の判定にプラスの補正がつきます。例としましては、プラットフォーム上の風向き等は上記しておりますが、一旦飛び出すと湖上の風向きはランダムとなり、これに対応できる系統のアクト等を提示頂くと、フライトは非常に有利になります。何分戦う相手は天候状況という巨大な壁でありますので、何とか乗り越えられますよう、頑張ってみて下さい。
<サポートスタッフについて>
フライトチーム以外は、皆さん漏れなくサポートスタッフに回られる訳ですが、松原水泳場湖岸にて寝泊りと機体組み立てを行なうという環境を鑑みますと、少々しんどい状況を如何に快適なものにするか、という腐心はとても大切になります。地味な役回りでありますが、ここに一工夫を持ち込まれたアクトに対しては、チームの成績に寄与する補正が為されるでしょう。
<応援について>
本放送にて、妙な格好をして大騒ぎしている彼らは、別に遊んでいる訳ではないのです。多分。優れた応援はチームに活力を与えるという意味で、ここに面白いアイデアを持ち込むアクトは、成績にプラス補正が付きます。加えて、全チーム中最もユニークな応援をしたチームには「サポーター賞」というご褒美が貰えます。賞金10万円。ちなみにこの部門での賞金を獲得した場合は来年度予算に回されず、大会終了後の打ち上げが大変ゴージャスなものになる、とだけ申しておきましょう。
勿論上記内容に囚われず、好きなアクトを試してみるのもいいでしょう。ともあれ、アクトを楽しんで頂けましたら幸いです。
第七回:第1リアクション