◎舞台設定
「バードマン!」の参加者は、人力飛行機部による「鳥人間コンテスト」への挑戦に賛同する、プロジェクトチームの一員となります。「バードマン!」の世界において八十神学院人力飛行機部は、資金と人員不足で中々トリコン参加まで漕ぎ着けず、ようやく今回が満を持しての初挑戦、という前提の元に話が進められます。
あなたは人力飛行機部所属かもしれないし、そうではないかもしれません。それどころか高校生ですらない可能性もあります。このプロジェクトは、当ページで主催する特設校が或る程度バックアップを努めておりますが、他の特設校に所属する人の参加も広く呼びかける所存です。当然ながら、無所属の方に我が特設校への勧誘を行なう事などもありません。
あなたはトリコンへの挑戦を面白そうだと思い、プロジェクトに加わった。その気持ちさえあれば、誰でもこの世界に参加できます。ただし一点、「運命準備委員会」参加PCという制限はつきますが。
◎ゲームについて
1.PC登録
初参加される方は「登録ページ」にて必要事項を記入し、初アクトと共に送信して下さい。PC情報は基本的に最小限で大丈夫ですが、第二リアクションにて詳細な描写を希望されるなら、或る程度書き込まれる事をお勧めします。第二リアクション?
と疑問に思われたかもしれませんが、それはまた後の項にて。
2.アクトの流れ
人力飛行機とそのプロジェクト、又は参加者各個人は、皆さんからのアクトによって成長して行きます。
毎回判定側が出してくる課題に対し、どのように答えるかをアクトで送信し、それらが数値的に判定され、数日から十数日後に結果がHP上で掲示されます。
アクトは大別して、以下の3つが存在します。
<通常アクト>
アクト送信ページから送られる、普通のアクトです。数値判定の基本となるもので、これだけでもゲームを進めて行く事が可能です。ただし書ける文字数は、たった10文字。
何時、何処で、誰が、どういう理由で、何を、どのようにして、という所謂5W1Hは、この際すっぱり忘れて下さい。こちらが出す課題に対し、象徴的なワードを書き込まれる事で、判定側は独自に判断を行ないます。よって思惑とはかなり異なる結果が返される可能性は非常に高いのですが、それも味だと割り切って頂ければ幸いです。
ちなみにアクト締め切りは、第二回以降からは基本的に課題提出後20日以内と致します。
<掲示板アクト>
いや、それでは困る。
見当違いの結果が返されるのは嫌だ。と思われる向きも多かろうと思いますので、このようなものも用意しました。
参加者の皆様には初登録後、漏れなく参加者専用掲示板のアドレスをお教えします。ここではプレイヤーではなくPCとして書き込みを行ない、今回の行動への思惑等を書いて頂く、という趣向です。判定側はそれらをつぶさに読み拾い、判定の材料に致します。他にもアクトに関わらず、PC同士の雑談に使って頂いても結構です。むしろそのように使われた方が、PCの考え方が自然に表現出来るでしょう。
ちなみに判定の参考にする期間は、課題提出から「通常アクト」の締め切りに準じますが、それを過ぎても自由に書き込んで頂いて大丈夫です。
<小説型アクト>
これはアクトという分類からかけ離れておりますが、参加者ご自身で「バードマン!」をネタ元にした小説を書いて頂こうという趣旨のものです。或る意味商業PBMのアクトより馬力が必要になるかもしれませんが、娯楽の範囲内でトライして頂ければ幸いです。小説型アクトは、動機の補強は元より数値判定に対しても強力に加味されます。基本的に小説型のアクトに締め切りはありません。
3.リアクション
当方が各種アクトに対して判定を行ない、結果として返されるリアクションは、大別して以下の2つです。
<第一リアクション>
数値的判定の結果を、アクトと共に解説する、一風変わった代物です。あるNPCが個別にアクトを取り上げ、その結果と感想を述べて行くスタイルは、非常に簡潔な内容になるでしょう。他にも、参加者PCの「バードマン!」オリジナル能力値や、アクト期間内の掲示板のやりとり等を掲載する予定です。
第一リアクションは、判定者の都合にもよりますが、アクト送信から数日〜十数日でHP上に掲載されます。
<第二リアクション>
所謂普通の、小説形式のリアクションです。基本的には第一リアクションの後にHP上で掲載されますが、何時仕上がるかは不定期とさせて頂きます。小説を書く作業はとても時間がかかる為、敢えてこのようなシステムとさせて頂きました。
内容は第一リアクションを補強するものから、全く違う展開まで、PCを描写する事に最重点を置いたものになります。
尚、別記の「小説型アクト」と第二リアクションは、位置付け的にはほぼ同じものです。違いは小説を参加者が書くか、判定側が書くか、それだけです。よって掲載するページは両者共に同じ所となります。
◎さいごに
せっかく人力飛行機部があるのに、今の所部活動を満喫できるシステムが見えてこない。仕方が無いから自分でやろう、という単純な動機でこのゲームを思いつきました。
このゲームの終了時期は、2007年8月、来年度日本テレビ系列で放映される「鳥人間コンテスト」の放映前となります。当方が数値判定で出した八十神学院人力飛行機部の記録と、現実の強豪達は何処まで勝負出来たのか、比較して楽しんでみようと言う趣向です。
回数は全7回〜8回程度を予定しています。判定側も運命準備委員会本編に参加しており、同時進行はそれなりに厳しくなろうかと思いますが、何とか最後まで走りきる所存です。
それでは、此度のトリコン参加強行へのきっかけとなった話を、次ページにてご紹介致しましょう。以下、イントロダクションのロゴをクリック!