ほら来た!
来た来た来た。何となく予想していた展開が来ちゃいましたよ。このままズルズルと、ぬるいお笑いの世界へどっぷり浸るだけなんて、まあ、それも悪くないかもと思っていましたが、案の定、納得先生回りもそれだけでは済まない展開が見えてきました。
今月のテーマは「解禁」。結構困難なテーマだった訳ですが、神楽(妹)と私で知恵を出し合った結果、以下の解釈を試みる事にしました。
それは「原則外泊禁止の解除」。それに伴っての湘南キャンプ決行。
いや、私は本気で湘南キャンプに行きたかったのですが、神楽が腕組んで言うんですよ。「この城輪町のシステム自体が、どういう反応をしてくるか興味がある」と。そんな、あんたも湘南でキャンプファイアーとかしたい癖に、と言っては見たものの、確かにこれは興味深い実験です。
で、私は納得先生の納得担当だったのですが、どうもこの外泊に関しては、納得の大バーゲンで知られた納得先生を、納得させる事が出来ないのです。これは怪しい。
結局納得失敗に終わった私達は、湘南キャンプ強行を試み、その寸前で一人の女性に遮られてしまいました。
才友刀さん。読んで字の通り、抜刀さんです。結婚前は納刀。結婚後は抜刀。あんた、絶対狙って結婚したでしょう。
敢え無く追い返された私達ですが、それでも城輪町のヤバイ一端を垣間見る事が出来ました。確かに生まれ育った町かもしれないけど、どう考えても変ですよ、ここは。どうやら私達の「敵」らしきものが存在していると知られてきた昨今、素直に考えれば「敵」からの防衛として迂闊な外出を封鎖すると、しかしこれも考えが浅いような気がします。
私は知りたい。ここはどういう所なのか、ひいては私達が一体何者なのか。
こんな納得先生みたいなトコでもシビアに物を考える必要に迫られてきた昨今、藤林、あんたは相も変わらず忍者合戦ですか。今回はどうでしたか。首尾よくヤレましたか。
「何か、微妙に上手く行きませんでした」
またそれかこのポンチ。サインコサインタンジェント。念仏のように唱えると、イイ事あるわよ多分。
文責:神代風霞