学習発表って言われても
いや、昼下がり特設校には行ってきたんですが、発表出来る学習なんて何一つ無かった訳で。そんな事を言い出したら、この八十神学院のありかたそのものが、リアクションとして文章化されるのは勉強以外のその他ばっかりだし。忍者なんて、忍者だもの。学校の中で生徒同士が殺し合いですよ。ここで一人、わざわざ七難八苦を求めて「くちなわ谷」へ行った藤林源治君に意見を聞いてみましょう。藤林、何故忍者シナリオへ行ったんだ。
「忍者という、時代に取り残された陰惨なシステムを衰亡させる為に、わ」
勉強しろ馬ー鹿。あなた、社会人になってから大変な事になるわよ。
しかし考えてみるに、糸内先生の出してくる課題に答えを出すってスタイルは、けだし学習なのかという気もしないではありません。一応、昼下がり特設校での一日がどういうものだったかを発表します。テーマは「防塞とは何ぞや?」
◎防塞の何たるかを知る為に、学院内見学ツアー。
・くちなわ谷で忍者女子の温泉晴れ姿。
・保健室で避妊と注射について。
・宵闇館なんて二度と行かねえ。
・闇の生徒会にも多分行かねえ。
◎お茶会にて防塞談義。
・麦茶。
・納豆。
・納豆仮面
・10倍カレー
・薬指の指輪。
・納涼。
・納豆。
・また納豆。
・もういいよ納豆。
こうやって振り返ってみると、ステキの一語です。一から十まで遊んでばっかり。こんな事を続けて成績の評価を貰えるなら、大変有難い話だと思います。私と神楽(妹)による『激闘トラウマ合戦』も話の〆として遂行出来たし、昼下がり特設校は実に居心地の良い場所でした。継続性を喪失した繰り返される日常。そして何ら成長しない私達。そういうものにシンパシィを抱きがちな人には、お勧めの特設校だと思います。前を向きながら後退するっていう、大体そんな感じ。
次回は「運動」について色々だそうです。本当に思いつきばっかり。クリスマスとか正月とか、季節のイベントは絶対外さないつもりですよ、糸内先生。しかし、来々月の11月はどうするのでしょうか。どうにも中途半端な月、11月。
最後に、一つだけ。ここ、過去からの囁きが他と比べてあまりにも発動しやすいと思います。間違いなく何かある。今後はそれも頭の隅に置いて、行動するべきかもしれません。
文責:神代風霞